3月は卒業の季節。大学を卒業し、社会人として新たな環境でスタートを切るという方も非常に多いと思います。
引っ越しや新生活の準備をするときに迷いがちなのが大学生時代に使用していた教科書を処分する方法です。
古紙回収に出して処分することもできますが、できれば少しでも売って新生活準備の資金の足しにしたい。そんな方に向けた記事です。
教科書を売る複数の方法を詳しく書いていますので、本記事を読めばどの売り方が良いかがわかります。
ぜひ最後までご覧ください!


大学の教科書を捨てるのはもったいない!
大学生の頃に使っていた教科書。部屋に保管しておくとどうしても場所を取ってしまうし、もう使わないからと処分してしまいがちです。
ですが、ただ処分するだけでなく他にも片づける方法が3つあります。
NPO団体に寄付する
後輩に譲る
買い取りに出す
NPO団体に寄付する
1つ目はNPO団体に寄付することです。
使わなくなった教科書や問題集を回収してくれるNPOの団体や企業などが存在します。
回収した教科書などを換金してNPOの福祉活動に役立てたり、教科書の一部は寄贈されたりします。
主な寄贈先は
・児童養護施設
・被災や貧困で学ぶ機会が限られる学生
・災害被災地など
が挙げられます。
寄付するときは1つ注意点があります。
寄付する教科書は指定場所に持ち込まないといけない場合や、送料を自己負担して送らないといけない場合もあります。
寄付しようと考える場合は、事前に団体のホームページの確認や問い合わせをして、よく確認しておくことが大切です。
後輩に譲る
2つ目は後輩に譲ることです。
特に大学の教科書は半期のみの使用に対して高額なものが多いです。
ですので、後輩やきょうだいに譲ることで大変喜ばれるでしょう。
しかし、ここでも注意点が1つあります。
多くの教科書は4年に1回大きな改訂が行われますので、内容も変わってきます。
もし譲る場合は、この改訂のタイミングも十分に確認したうえで譲るのがいいでしょう。
買い取りに出す
3つ目は買い取りに出すことです。
最近では大学の教科書や参考書を買い取ってくれる業者もたくさんあります。
以前はブックオフなどの買い取り店に持ち込んで売るケースが多かったですが、現在はメルカリや買い取り業者を通じて売却するケースが多くなってきました。
買い取りであれば改訂を気にすることなく手放すことができますし、業者によってはこちらが送料を負担することなく買い取ってくれるところもあるので安心ですね!
合わせてお金にすることができ一石二鳥です!
査定をして売るかどうか決められる場合もあるので、まず査定を受けたいという人も安心して利用する事ができます。


大学の教科書を売る方法
こちらでは教科書を売る方法について解説していきます。
教科書が売れる場所は大きく分けて3か所あります。
- メルカリ
- ブックオフ
- 買い取り業者
メルカリ
1つ目はメルカリです。
こちらはフリマアプリのメルカリを通じて教科書を売る方法です。
メルカリのユーザー層としては20代の男女が多く、なかには大学生や専門学校生も含まれています。
出品をすれば必ず売れるというわけではないですが、売れれば販売手数料を差し引いた金額をもらうことができます。
ただし、売る教科書に書き込みやマーカーがされていたり、ところどころ擦れや欠けがあったりする場合は購入者の方から苦情や悪い評価をつけられてしまう恐れもあるので、出品する際は状態を細かく伝える必要があります。
ブックオフ
2つ目はブックオフです。
ブックオフで買い取りを行う場合は、店頭に持ち込む方法と自宅まで集荷に来て回収してもらう方法があります。
ブックオフでは教科書は買い取り不可なのですが、参考書や辞書については売ることができます。
しかし、書き込みやマーカーがある場合は買い取り不可となるので注意が必要です。
買い取り業者
3つ目は買い取り業者です。
こちらは自宅まで集荷に来てもらえる買い取り方法です。なかには教科書をまとめるのに必要な段ボールを無料サービスしてくれたり、送料無料で設定してくれたりする業者もあります。
買い取り申し込みもスマホで簡単に済ませることができます。
こちらとしては教科書を段ボールにまとめて集荷を待つだけなので、古紙回収に出すよりラクに処分できますね!
このように、教科書を買い取りしてもらえる場所は多いです。
買い取りをお願いする際の手続きが面倒という方には、スマホで簡単に手続きできる買い取り業者で申し込むのがよいでしょう。


大学の教科書をメルカリやブックオフで売るメリットデメリット
こちらでは教科書をメルカリやブックオフで売る場合のメリットとデメリットについて解説します。
メルカリで教科書を売るメリットデメリット
まず、メルカリで売るメリットですが「買い取り店より高値で売れる可能性がある」ことです。
メルカリは自分で販売価格を設定して出品することができるので、場合によっては買い取り店より高い価格で販売できるケースも稀にあります。
ただし、高すぎる値段に設定すると売れづらくなります。
メルカリアプリ内では、同じ商品の買い取り相場を調べることができるので、相場に見合った価格設定をすることで売れる確率が上がるでしょう。
デメリットとしては「出品手続きが面倒」であることです。
先の見出しでお伝えしたとおり、出品すれば必ず売れるというわけではないので、出品するときは「売れる工夫」をすることが必要です。
売れるような写真を撮ったり文章を書いたりするなかで、商品の状態についても細かく伝えなければならないので1つの出品物に対する労力がかかってしまいます。
また、売れたら発送手続きも必要になるので梱包も丁寧におこなう必要があります。
ブックオフで教科書を売るメリットデメリット
続いて、ブックオフで売る場合のメリットとデメリットについてお伝えします。
ブックオフで売るメリットは「まとめて買い取ってくれること」です。
ブックオフの買い取りは点数上限がないので、何冊でも売ることができます。
1度に4,000冊を売ったという方もいるそうですよ。
もし値段がつかないものがあったとしても引き取りはしてくれるので、片づけることはできるでしょう。
デメリットは
- 持ち込みが大変であること
- 宅配買い取りの場合は買い取り点数の下限があること
- 教科書は買取対象外
店頭に持ち込んで売る場合は、売る教科書をお店まで運ばなければなりません。
少数なら鞄に入れることができますが、数が多い場合は箱に入れて運ぶ必要があります。車に乗せて運ぶこともできますが、持っていない場合は電車等で運ぶのでとても大変です。
また、宅配買い取りも行っていますが、宅配の場合は買い取り点数が10点以上でないと受け付けていないので注意しましょう。
大学の教科書を買い取り業者に頼むメリットデメリット

こちらでは買い取り業者に大学の教科書を売る際のメリットとデメリットについて解説します。
まずメリットですが、大きく分けて2つあります。
- 書き込みがあっても買い取り可能
- 買い取りにかかるコストが無料となる場合が多い
書き込みがあっても買い取り可能
1つ目は書き込みがあっても買い取りが可能な業者が多いことです。
メルカリやブックオフでは、マーカーや書き込みのある教科書については値段がつかない場合が多いですが、買い取り業者で売る場合は、値段が付くケースが多いです。
日々教科書を使うときは、教科書に書き込んで勉強することが多いので、書き込んでも値段がつくのは嬉しいですよね!
買い取りにかかるコストが無料となる場合が多い
2つ目は買い取りにかかるコストが無料となる場合が多いことです。
買い取りにかかるコストとは、主に下の3種類です。
- 本を入れる段ボール
- 集荷にかかる費用
- 送料
これらの料金は、仮に自己負担となった場合は大きい金額となるので、これらが無料で利用できると、売却したときに手元に残るお金が多くなるのでとてもお得です。
デメリットは業者の査定に対して買い取りの意思表示を行う手間があることです。
買い取りの申し込みをして教科書を送れば終わり、というわけではなく査定に対して売るかどうか返事をすることで成立するため、最低限のコミュニケーションは必要となります。
しかし、こちらのデメリットはメルカリやブックオフでの買い取りでも同じことが言えるのでそこまで大きなデメリットとなることはないでしょう。
意思表示が必要とは言え、難しいやり取りが必要というわけではないですし、教科書を売る際のコストが大きく下げられたり、売る側の負担が減ったりする分、買い取り業者に依頼するのがおすすめです。

教科書を売る方法まとめ
本記事では、大学の教科書を売る方法についてご案内してきました。
最後にポイントをまとめます。
- 大学の教科書を捨てるのはもったいない!売ることで部屋を片付けられるだけでなくお金も手に入り一石二鳥
- 大学の教科書を売る場所を大きく分けてメルカリ・ブックオフ・買い取り業者がある
- メルカリは出品手続きが大変、ブックオフは店頭持ち込みに労力がかかってしまい、宅配買い取りも点数下限が設定されている
- 買い取り業者で売るときはコストを最小限に抑えて売ることができるのでおすすめ
教科書を売って処分する場合は、なるべくコストを下げて簡単に手続きを進めたいもの。
処分するだけのために大変な思いをしてしまうよりも、今回紹介した買い取り業者を利用すれば、手軽に部屋を片付けられますしお金に換えられるので新生活準備の足しにすることもできます。
溜まった教科書をまとめて処分して、新たな気持ちで新生活を迎えましょう!
コメント