年々暑さが増している日本の夏。40度を超える地域がニュースで取り上げられることも珍しくなくなりました。
そんな夏に重宝されるのが日傘。
以前は「日傘は女性が使うもの」というイメージが強かったですが、近年では男性で日傘を使用している方が多くなってきています。
しかし、男性のなかには「暑くて日傘をさしたいけど、気持ち悪いって思われないか不安…」と思われる方もいらっしゃると思います。
本記事では、そんな方に向けて以下の項目についてまとめています。
- 男性の日傘使用に対する意見
- 男性も日傘をさした方が良い理由
- 男性用の日傘の選び方・おすすめの日傘
本記事を読むことで、きっと自信をもって日傘を使用し外出できます!
ぜひ最後までご覧ください。
男性の日傘は気持ち悪い?
男性が日傘を使うことに対して、世間の皆様はどのようなイメージを持たれているのでしょうか。
とあるアンケート調査で「男性が日傘をさすことについてどう思うか」について、約1,400名を対象とした統計が出されておりました。
そのアンケートによると、全体の約8割の男女が「全然気にしない。さした方が良いと思う。」と回答していました。
残り2割の方は「違和感や抵抗がある」と回答していますが、その理由や意見を下にまとめてみました。
男性意見
・「日傘は女性のものという先入感があるため、男性が使うには抵抗感がある」(50代)
・「『男のくせに』『軟弱者』と思われそう。日傘は美容目的で女性が使うものという認識が根深くあり、あまり使う気になれない。」(20代)
女性意見
「悪い意味ではなく、『あ、男の人がさしてるな』とシンプルに目がいく」(30代)
「見慣れていないからおおっと思う。ただ自分(女性)が日傘を使い始めたころ、お嬢様ぶってみたいな言い方をされることもありましたが、今では多くの女性が当たり前に使っています。気にせず使っていれば一般化します。」(50代)
違和感や抵抗感を覚えている方の意見を見ると、「日傘は女性がさすもの」という先入観がネックになっていることがわかります。
以前は、今と比べて夏の気温が高くなかったため、日傘の必要性があまりなく、「美容目的」で使う認識が強い傾向にありました。その名残が今も少なからず残っているのでしょう。
しかしながら、多くの男女が「全然気にしない、さしたほうが良い」と回答しているため、「美容目的」より「健康被害防止」という意識に変わっている傾向にあると言えます。
男性も日傘をした方がいい理由
次に、男性も日傘をさしたほうが良い理由についてお伝えします。
日傘をさすことで2つの大きな効果を得ることができます。
- 体感温度が低くなる
- 紫外線を避けることができる
体感温度が低くなる
1つ目は体感温度が低くなることです。
日本の夏は年を重ねるごとに暑くなっています。
そのため、夏になると汗を多くかいてしまい脱水症状に陥る人や熱中症で倒れてしまうという人が増えています。
日傘をさすことで常に日陰にいる状態を保つことができますので、日なたにいるときより汗のかく量を減らすことができます。
そうすれば脱水症状や熱中症を予防することができますね。
紫外線を避けることができる
2つ目は紫外線を避けられることです。
紫外線を浴びると、肌に悪影響が出てしまいます。
悪影響は主に下記3つが考えられます。
- 肌の老化
- 頭皮に負担がかかる
1つ目は肌の老化です。
紫外線を肌に浴び続けていると、肌が日焼けしてダメージが蓄積されてしまいます。
日焼けした肌は老化現象が加速し、シミ・しわ・たるみなど多くの肌荒れにつながってしまうのです。
肌荒れだけではなく、皮膚がんを起こす原因になってしまうこともわかってきました。
2つ目は頭皮に負担がかかることです。
頭皮に紫外線を浴び続けると頭皮が乾燥しやすい状態になります。頭皮の乾燥によって、かゆみやフケ、抜け毛の原因になってしまいます。
紫外線にはこのような悪影響がでてしまうので、体調悪化を防ぐためにも日傘の使用を心がけたいですね。
男性の日傘の選び方
こちらでは、男性が日傘を選ぶときに重視したいことについてお伝えします。
日傘選びでは、下の2点について考慮して選ぶことをおすすめします。
- 軽量でコンパクトであること
- 雨の日も兼用で使えること
軽量でコンパクトであること
1つ目は軽量でコンパクトであることです。
傘を持って外出すると、意外と荷物になることってありますよね。
日傘には折りたたみ式のものもありますので、こちらを選べば鞄にしまって持ち運ぶことができます。
かつ軽量なものを選ぶことで負担を軽減することができます。
雨の日も兼用で使えること
2つ目は雨の日も兼用で使えることです。
晴れの日と雨の日とで使い分けするのも良いですが、夏の天候は変わりやすいので、外出時は晴れていても、途中で雨に降られてしまうということも想定されます。
雨の日も兼用できるものを持ち歩いていれば、途中で天候が変わっていても安心して使用する事ができます。
こちら2つのポイントをおさえた日傘を選ぶことをおすすめします。
かっこいい折りたたみメンズ日傘3選
ここでは、前の見出しでお伝えした日傘の選ぶポイントに沿った日傘を3点紹介します。
YOKIMOTO 折りたたみ傘

こちらの折りたたみ傘は、重さ450グラムとサッカーボールと同等の重さですが、晴雨兼用で使用できます。
内側の「青い銀河」をイメージした模様もおしゃれでいいですね!
Jarmui 折りたたみ傘

2つ目の傘は、折りたたみ傘のなかでも非常に軽いものを選びました。重さが135グラムと、だいたいバナナ1本分の重さです。
持っていることを忘れてしまうほどの軽さです。もちろん晴雨兼用です。
anngrowy 長傘

3つ目は折りたたみでなく長傘が良いという方に向けた傘を選びました。
晴雨兼用はもちろんのこと、紳士用傘としては比較的軽量な513グラムで500mlのペットボトルと同じくらの重さですね。
柔軟性のあるパーツを使っているので折れにくいこともメリットです。
男性の日傘まとめ
本記事では、男性の日傘使用に対する意見や、日傘の選び方などについて紹介してきました。最後にポイントをまとめます。
- 日傘使用に対する考え方が「美容目的」から「健康被害防止」という意識に変わってきており、男性も日傘を使うべきという意見が多くなってきている
- 日傘をさすことで熱中症や肌トラブルを防止することができる
- 日傘を選ぶときに重視することは、コンパクトで軽量であることと晴雨兼用であること
夏の気温は年が経つにつれ徐々に高くなっています。
日傘をさす前は躊躇するかもしれませんが、いざさしてみると意外と気にすることなく過ごすことができるはずです。
むしろ、汗を大量にかいたり日焼けをしたりすることがないので「できる男」というポジティブなイメージを持たれるかもしれません。
自分の体を守るためにも、今年の夏から外出時は日傘をぜひ活用してみてください!
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