愛知県の『愛・地球博記念公園』内に「ジブリパーク」が2022年の11月1日に誕生します。
ジブリファンだけでなく国内外の方や幅広い世代に支持されているジブリ作品について、その世界観を肌で感じられる公園とのことで大変話題となっています。
しかし、誕生を期待する声だけではなく、「しょぼい」という声も実は挙がっています。
なぜ「しょぼい」と言われるのか、気になる方も多いと思います。
この記事では、なぜジブリパークが「しょぼい」と言われるのか、その理由やアトラクションなどはあるのかについてまとめています。
最後まで読むことで「しょぼい」と言われる理由をはっきりと知ることができます。
ぜひ最後までご覧ください。
ジブリパークがしょぼいと言われる理由!
ジブリファンにとっては少し残念なことではあるのですが、ジブリパークが「しょぼい」とツイートやブログなどで言われているのが現状です。
それらを調べると、ジブリパークがしょぼいと言われる理由は大きく4つあることがわかりました。
- アトラクションがない
- マスコットキャラクターがいない
- 総工費が安く、お金をかけていない
- 目新しさがない
アトラクションがない
1つ目はアトラクションがないことです。
ジブリパークは、USJやディズニーランドのような派手で爽快なアトラクションはありません。
また、愛・地球博記念公園の都市公園としての機能や景観を損なわないという前提でつくられることから、今後アトラクションが増設される可能性は低いと言えるでしょう。
唯一の乗り物は、魔女の谷エリアにある黒猫のジジの絵がついたコーヒーカップです。
アトラクションというよりも遊具に近い乗り物です。
マスコットキャラクターがいない
2つ目はマスコットキャラクターがいないことです。
テーマパークではマスコットキャラクターと写真を撮ったり触れ合えたりするのが大きな魅力です。
しかし、ジブリパークではマスコットキャラクターは展示しているのみで動き回るキャラクターはいません。
キャラクターは出さずに建物や生活の様子の方を優先して再現しているので、ディズニーのようなテーマパークとはまた違った魅力があると言えるでしょう。
キャラクターと触れあえないと、お子様にとっては少しつまらない、しょぼいと感じるかもしれません。
総工費が安く、お金をかけていない
3つ目は、総工費が安くお金をかけていないことです。
ジブリパークの総工費は340億円です。
金額だけ見ると高額に見えますが、他のテーマパークに比べると総工費が安いことがわかります。
ジブリパーク | 340億円 |
USJ | 2,150億円 |
東京ディズニーランド | 1,800億円 |
ちなみに、ジブリパークの総工費はUSJのハリー・ポッターのエリア(ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター)よりもやや少なめの金額です。
お金をかけるのがすべてではないですが、テーマパークの1エリアよりも総工費が安いことからしょぼいと感じる人が多いようです。
目新しさがない
4つ目は目新しさがないことです。
1つ目の「アトラクションがない」のところでも触れましたが、ジブリパークは、愛・地球博記念公園の都市公園としての機能や景観を損なわないという前提でつくられるので、既存の設備を流用することになります。
そのため、目新しさがないことからしょぼいと感じる方が多いようです。
ジブリパークは、ディズニーやUSJのようなアトラクションありきの遊園地ではなく、ジブリをテーマにした大きな公園という位置づけなので、大規模なテーマパークを期待・想像していた人は「しょぼい」と感じてしまうかもしれません。
ジブリパークにアトラクションはある?
先ほどの見出しでも触れたとおり、ジブリパークにはUSJやディズニーランドのようなアトラクションはありません。
ジブリパークは、愛・地球博記念公園の都市公園としての機能や景観を損なわず、かつジブリ作品の世界観を楽しめるというコンセプトの公園なので、今後もアトラクション増設の可能性は低いでしょう。
ジブリパークはどんなパーク?
ジブリパークは、大きなアトラクションや乗り物はありませんが、森や道をそのままにして、自分の足で歩いて風を感じながら、秘密を発見する場所というコンセプトがあります。
園内にジブリの世界がエリアごとに点在しているような形で忠実に再現されています。
2022年11月開園時は3つのエリアが展開されます。
ジブリの大倉庫
1つ目は「ジブリの大倉庫」エリアです。
こちらはジブリの秘密がいっぱいつまった大倉庫ということで、作品展示や子どもたちが遊べる部屋、映像展示やカフェ・売店などがあります。
青春の丘「耳をすませば」
2つ目は「青春の丘」エリアです。
こちらには『耳をすませば』の「地球屋」があり、地球屋のベランダからは園内を一望できます。
どんどこ森「となりのトトロ」
3つ目は『となりのトトロ』の「どんどこ森」エリアです。
こちらには「サツキとメイの家」が再現されています。
また、2023年秋には「もののけの里」エリアが、2023年中には「魔女の谷」エリアができる予定となっています。
ジブリパークのホテルはある?
ジブリパークを一目見たいと遠方から来られる方もいらっしゃると思います。
しかし、ジブリパーク内にはディズニーランドやUSJのように観光客が泊まれるようなホテルはありません。
ジブリパーク周辺だと、名古屋市中心部もしくは豊田市に宿泊施設が集中しています。そちらから電車を使って移動するのがいいでしょう。
下記にて名古屋中心部と豊田市の宿泊施設を紹介します!
名鉄グランドホテル
駅直結でアクセス良好なところとサービスが宿泊客から好評なホテルです。
ホテルJALシティ 錦
部屋がキレイで広く、朝食ビュッフェが好評なホテルです。
アットインホテル豊田市駅

駅近で立地がとても良く、比較的新しい清潔感あるホテルです。
ジブリパークがしょぼいまとめ
本記事ではジブリパークがしょぼいと言われる理由とアトラクションがあるかどうかについて解説しました。最後にポイントをまとめます。
- ジブリパークはマスコットキャラクターがいないことや、目新しさがないことなどから、ディズニーやUSJのようなテーマパークを想像していた人としては「しょぼい」と感じてしまう傾向にある。
- ジブリパークのアトラクションはない。愛・地球博記念公園の都市公園としての景観を損なわないというコンセプトもあるため、今後増設される可能性は低い。
- ジブリパークは、園内にジブリの世界がエリアごとに点在している。開園以降もエリアはどんどん増える予定となっている。
- ジブリパーク内にホテルはない。周辺では名古屋市中心部や豊田市内の宿泊施設が利用できる。
ジブリパークには大型のアトラクションはありませんが、自然に触れながらジブリの世界にしっかり没入できる公園という印象を持ちました。
開園後もジブリ作品のエリアがどんどん出てくれば、より賑わっていく施設になっていくことが期待できます。11月の開園が楽しみですね!
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