現在販売されている加湿器の中で今売れ筋の商品、象印のEE-DC35とEE-RR35の違いを比較しました。
結論からお伝えすると、EE-DC35とEE-RR35の違いは5点ありました。
- 水容量の違い
- 本体サイズと重さの違い
- 連続加湿時間の長さの違い
- デュアルタイマーの違い
- 価格の違い
本記事では、こちらの詳しい違いと、共通する機能や特長についても詳しくお伝えしていきます。
在宅時間が長くて給水の手間を減らしたい人はEE-DC35がおすすめ▽
カラーバリエーションはグレー とホワイトです。
価格を抑えて加湿器を準備したい方はEE-RR35がおすすめ▽
カラーバリエーションはホワイトのみです。
加湿器の購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
EE-DC35とEE-RR35の違いを比較
EE-DC35とEE-RR35の違いは5点あります。
水容量の違い
1つ目は水容量の違いです。
各型式の水容量は以下の通りです。
EE-DC35:3.0L
EE-RR35:2.2L
EE-DC35のほうが0.8Lほど多く水を入れることができますので、より長い時間加湿運転できます。
給水の手間を省くことができますね!
本体サイズと重さの違い
2つ目は本体サイズと重さの違いです。
各型式のサイズと重さは以下のとおりです。
EE-DC35:幅240×奥行275×高さ325mm 重量2.7kg
EE-RR35:幅240×奥行260×高さ275mm 重量2.3kg
幅や奥行に大きな違いはないものの、EE-DC35のほうが、高さが50mm、重量も0.4kg増えているのがわかります。
こちらは水容量が増えた分、本体サイズや重量も大きくなったものと思われます。
EE-RR35のほうが軽量であるとはいえ、据え置いて使うものなので、重量の違いがネックになることは少ないでしょう。
連続加湿時間の長さの違い
3つ目は連続加湿時間の長さの違いです。
どちらの加湿器も、加湿運転の強さのレベルが設定されています。
EE-DC35は「強」・「中」・「弱」の3段階。
EE-RR35は「強」・「弱」の2段階です。
各レベルによって蒸気の量が違うため、運転時間も変わります。
運転時間は以下のとおりです。
EE-DC35の加湿運転時間
強 | 8時間 |
中 | 16時間 |
弱 | 32時間 |
EE-RR35の加湿運転時間
強 | 6時間 |
弱 | 27時間 |
EE-DC35のほうが、同じ「強」のレベルでも運転時間が長いです。
この運転時間の違いも水容量の差によるものと考えられます。
デュアルタイマーの違い
4つ目はデュアルタイマーの違いです。
デュアルタイマーとは、運転を終える時間を設定して自動で電源を切ることや、運転を始める時間を設定して自動で電源を入れるタイマーの機能です。
どちらの型式にもデュアルタイマー機能が付いていますが、時間設定の幅に違いがあります。
時間設定の違いは以下のとおりです。
EE-DC35の場合
入タイマー:6時間
切タイマー:2時間
EE-RR35の場合
入タイマー:4・6・8時間
切タイマー:1・2・4時間
この違いを見ると、EE-RR35のほうが細かく時間を設定できることがわかります。
自分の生活サイクルに当てはめやすくて便利です。
価格の違い
5つ目は価格の違いです。
各型式のネットショップでの価格は以下のとおりです。
EE-DC35:22,000円前後(税込み価格)
EE-RR35:15,000円前後(税込み価格)
※2022年9月現在
こちらを比べると、約7,000円の違いがありますね。
EE-DC35とEE-RR35はどちらがおすすめ?
ここでは各型式がどんな方におすすめか解説していきます。
EE-DC35がおすすめの方
- 在宅時間が長い方
- 給水の手間を省きたい方
これらに当てはまる人におすすめです。
水容量が多いため、運転時間が長く給水作業の手間を省くことができます。
在宅ワークなど、家にいる時間が長い方はこちらがおすすめです。
EE-RR35がおすすめの方
- タイマーの細かい設定をしたい方
- 価格を抑えて加湿器を準備したい方
こちらに当てはまる人におすすめです。
EE-DC35より安価なため、最低限の機能で価格を安く済ませたい方はこちらがおすすめです。
EE-DC35とEE-RR35の機能と特長
こちらでは、各型式の共通の機能・特長について解説します。
共通の機能・特長は大きく3つあります。
- 電気代
- トリプル安心設計
- お手入れがカンタン
電気代
1つ目は電気代です。
EE-DC35とEE-RR35は強運転時の消費電力が同じ305Wです。
時間あたりの電気代を換算すると、8.9円/時間となります。
1日6時間の使用を1ヶ月続けると、以下の金額になります。
8.9円×6時間×30日=1,602円
この金額は強運転を続けた際の金額なので、弱・中運転の際は消費電力が抑えられる分電気代も安くなります。
トリプル安心設計
2つ目はトリプル安心設計です。
トリプル安心設計は、下記3つの機能のことを言います。
チャイルドロック
キーを3秒押し続けることで全ての操作ができなくなる
ふた開閉ロック
レバーでふたを常にロックしているので転倒しても簡単に開かないようになっている
転倒湯もれ防止構造
本体を倒しても湯もれを最小限に抑える
これらは、特に小さいお子様やペットがいる家庭にとってはいたずらや火傷の心配がなく安心して使用することができますね!
お手入れがカンタン
3つ目はお手入れがカンタンな点です。
ポットと同じ構造をしているのでフィルターが無い構造になっています。
また、フッ素加工の広口容器なのでお手入れも簡単です。
最後にスペックをまとめました。
型式 | EE-DC35 | EE-RR35 |
水容量 | 3.0L | 2.2L |
加湿時消費電力 | 305W | 305W |
適用床面積の目安 木造和室 | 10㎡(6畳) | 10㎡(6畳) |
適用床面積の目安 集合住宅・プレハブ洋室 | 16㎡(10畳) | 16㎡(10畳) |
連続加湿時間(強) | 8時間 | 6時間 |
連続加湿時間(中) | 16時間 | – |
連続加湿時間(弱) | 32時間 | 27時間 |
外形寸法 | 幅240×奥行275×高さ325mm | 幅240×奥行260×高さ275mm |
本体質量 | 2.7kg | 2.3kg |
カラー | ・グレー ・ホワイト | ・ホワイト |
在宅時間が長くて給水の手間を減らしたい人はEE-DC35がおすすめ▽
カラーバリエーションはグレー とホワイトです。
価格を抑えて加湿器を準備したい方はEE-RR35がおすすめ▽
カラーバリエーションはホワイトのみです。
まとめ
本記事では、象印のスチーム加湿器を紹介しました。最後にポイントをまとめます。
- 大きな違いは5点。EE-DC35は水容量が多く、給水の手間を省くことができる。
- EE-DC35がおすすめの方は、在宅ワーク等で在宅時間が長い方。EE-RR35がおすすめの方はタイマーを細く設定したい・価格を抑えたいという方。
- 共通する機能・特長は3点。お子様やペットがいても安心な設計で、お手入れがカンタンな点が共通している。
乾燥する冬の時期は必須アイテムとなる加湿器。
今回紹介した加湿器は、お子様やペットがいても安心のもので、とても安全性のある商品です。
ぜひチェックして、厳しい冬を乗り越えてください!
在宅時間が長くて給水の手間を減らしたい人はEE-DC35がおすすめ▽
カラーバリエーションはグレー とホワイトです。
価格を抑えて加湿器を準備したい方はEE-RR35がおすすめ▽
カラーバリエーションはホワイトのみです。
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